ユーザの気持ち、という関係から、どうしてもあとひとつ、触れておきたいことがある。
　誰にとってもやさしいウェブ作りを心がけようという考え方。英語では「Accessibility」という言い方がされている。ちょうど「Web Accessibility Initiative」が発表されたこともあって、いま注目されている考え方だ。
　このガイドラインについては、「WAI Accessibility Guidelines」に日本語の解説があって読みやすい。

　それから、「こころWebからの提案」にも目を通しておきたい。ウィンドウズ時代になって、つまりはＧＵＩの時代になって、視覚障害者にはコンピュータが使いにくくなったという話もあるけれど、情報への接触はどんなひとでも平等にできるのが理想。
　このサイトには、視覚障害者、肢体不自由の方などのことをふまえた提案がなされている。心しておきたい。

■Ｗ３Ｃ

ウェブのフォーマットの標準化に取り組む団体。

■ＺＳＰＣ

ＨＴＭＬなどについて、しっかりした内容の情報発信をされています。

■こころWeb

障害を持つ人のパソコン利用や、コミュニケーションを支援するためのサイト。