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【第2品】VAIO PCG-505EX

 ノートパソコンは売れているらしい。だからってわけじゃないけど、ぼくも欲しくなった。
 デスクトップは Gateway の P5-200 が頑張っている。新しく購入するノートは、完全なサブとして使うのではなく、日常的にも使えるものがいい。となると、A5がB5サイズのノートということになる。

 実は、はじめは「Gateway SOLO」にしようと思っていた。なんたって牛飼い仲間だし、NTSCの入出力がついている。標準でビデオ画像が取り込めて、しかもテレビモニタにも出力できるということだ。ただ、ちょっと高いんだな。やはり50万近い出費は痛い。
 価格面では「DELL LATITUDE」がいい。NTSCも出力はサポートしている。これで決まりかなあ、そんな思いを抱いていたその時。

 出たのだ。SONYの新商品。VAIOシリーズに、「PCG-505EX」登場。薄さ23.9ミリ、しかもMMX Pentium 233Mhz! B5サイズというのも、これまでつかったことがなくって、試してみたい。

 買ったのは、基本だけのシンプルな構成。メモリを64MBに増設しておいたのと、ネットワークカードだけはつける。CD-ROMドライブはいらないだろう。ネットワーク経由でドライブを共有して、ソフトウェアをインストールすればいい。
 これで、合わせても30万そこそこ。手ごろな値段である。VAIOシリーズは、ひさびさに商品そのものの魅力で売れるパソコンだ。このあたりがSONYのマーケティングのすごさというものだろうか。なんか質感もかっこいしね。

 面白いのは、タッチパッドが、付属のペンを使うことで、ペン入力も可能になるということ。手書きの文字などを入れたりできるのだ。でも、実を言うとほとんど使うことがない。付属のボイスメモ機能は使いこなせば便利じゃないかな。モデムは内臓。それから、ソフトウェアMIDIなどがプリインストールされているのも満足。
 不満点はほぼないのだけれど、ひとつだけ。省電力が働いているせいだろうか、ときどきパソコンが眠ったように静かになるときがある。そういうときはこちらからの入力に反応しない状態が1秒から2秒続いたりする。ちょっと気になる。
 今回、作業をしていて、B5だからやりづらいということは特になかった。けっこう使えるじゃない、という印象。むしろ、コンパクトさが魅力で、つい持ち歩きたくなるパソコンだ。

 などと書いていたら、ソニーが受注中止、とのニュース。どうしたんだろう。

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バイオ全体像

SONY「VAIO PCG-505EX」。薄い。軽い。でも、キーピッチは充分。


FDドライブ

FDドライブも薄くてデザインもいい。


ペン入力

ペンはモニタの横におさめておくことができる。


モジュラージャック

モデム内臓。モジュラーはなんと斜めに差し込む。ううん、アイデアだ。


ケース

持ち運び用のケースがついているのも嬉しい。


SONY VAIO

GATEWAY200 Japan

DELL Japan


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