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【第1品】体脂肪計付ヘルスメーター

 体重計を買い替えようと思った。太ってきたのが気になったのではない。むしろやせてきたのが気にかかる。あまりに体重が減るようだと病気だ。体重は健康のバロメーター。しっかり計れる体重計を買おう。
 で、思い付いたのが、体脂肪率。日刊スポーツ特集第3回「体重ではなく体脂肪率」でも、力士は太っているようだが、体脂肪率は低いとある。大切なのは体重ではなく、脂肪率なのだ。このあたりのことは、Internet Watch のコラム「インターネットで読み解く!」第14回「肥満と食欲の仕掛け」でも触れられているので参考にされるといい。

 実は体脂肪計は、オムロンから両手で持って計れるものなども出ている。友人が会社に持ってきていて、みんなで計りあっていた。だが、今回は体重が目的。多くのバリエーションはない。ぼくが買ったのはタニタの「TBF-535」。J&Pの特売で、10,800円。メモリは200グラム単位。100グラム単位のものはもう少し高かった。

 製品は単三乾電池4個で動作する。体脂肪率を計るためには、メモリー番号ごとにおとな・こどもの設定と、性別、身長を覚えさせておかなくてはならない。全部で4人分のメモリーがある。これらは、設定表示部分を使って設定する。設定は簡単。
 測定時には手前の切り替えスイッチを押してから上に乗る。先ほどのメモリー番号ひとつひとつがこのボタンに対応する。え、メモリーが4つでボタンが5つだって? いちばん右側のボタンは、純粋に体重だけを計るときに押す。ボタンを押すと電源が入る。上から降りてしばらくすると自動的に電源が切れる。省電力を考えてあるのだ。
 さて、実際の測定。自分のデータをメモリーさせたボタンを押す。表示が 0.0kg になったら上に乗る。金属部分に足を載せる。まず体重の測定。それから微電流が流され、脂肪率が測定される。本体を降りた後、しばらく体重と脂肪率が交互に表示される。うーん、これは便利だ。

 ちなみに、添付資料によると標準的な体脂肪率は次の通り。

性別 適正範囲 肥満
30歳未満 30歳以上
男性 14〜20% 17〜23% 25%以上
女性 17〜24% 20〜27% 30%以上


 ぼくは13%前後。やせすぎらしい。
 ただ体重は、食事をちょっと増やしたら少しずつ回復し始めた。単に節食し過ぎだったんだ。

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ヘルスメーター写真

タニタ「TBF-535」。手前に5つ出ている半円形の部分が切り替えボタン。


設定部写真

これが設定表示部分。数値は左右の上下ボタンで変更し、決定は中央のSETボタン。


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