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【第6句】マガジンで 告知をすれば 人は来る(1)

 メールマガジン「今日の雑学+(プラス)」には、コラムと「プラス」の間に数行分の告知スペースがある。文例は次の項で上げるが、要するに作者からの連絡事項などを入れている。そこでの告知がどれほどの効果があるものなのか、はじめの3週間でみてみよう。
 右に、告知の有無とアクセス数を示す表を掲げた。メールマガジン創刊から3週間の平均アクセス数は約87、告知をした日の平均アクセス数は約125だから、明らかにアクセス効果がある。念のため、異常値を記録しているまぐまぐ新着の期間と、基礎的なアクセス数が少ない土曜・日曜をはずして比較しておこうか。そうすると、通常の平均が91、告知日が110となった。やはり告知日が多い。

 このあたりを実際に告知の対象となったそれぞれのページへのアクセス数で確認をすると、当該ページをご覧いただいた件数は、平均して30件から50件くらい通常より多い。前述の平均値の差は、ほぼこの数で説明することができる。

 ちなみに、この間のメールマガジンの購読者数は、1000人から1700人へと推移している。だいたい1500人と考えると、告知をお読みいただいてサイトを確認していただけるのは、2%から3%の方と考えていいのではないだろうか。
 もちろん、告知内容によってこの割合は大きく違ってくる。アクセス向上のためだけにあおるというのは読者にとって失礼なことだと思うので、ぼくはできるだけ必要最小限の告知にとどめるようにしている。それでも、あるいはそれだけに、告知内容によってサイトを訪れてくる人の数は変わる。次にそのあたりを考えてみよう。

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2週間のアクセス数(新着の異常値が出ている最初の1週間を省いた表)

14日73
15日38
16日32
17日15
18日16
19日98
20日98
21日67
22日44
23日119
24日22
25日36
26日84
27日91
28日154

※オレンジ色が告知をした日



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