【第0講】はじめに
仕事が入ってくる。多くの場合、それは営業からの電話から始まる。現在別の仕事でおつきあいしているクライアントがホームページ(※注1)にも興味を持っているんだけど、そんな内容。
おそらく今、ウェブサイトを取り巻く状況は足踏み状態にある。先行して立ち上げたところは、それをより効果のある手段として使うにはどうしたらいいか悩み、次の一手を打ちあぐねている。現在まで立ち上げていなかったところは、単に立ち上げるだけでは不足なので、何か有効な活用法を見つけた上で立ち上げようと慎重になっている。そんなところじゃないだろうか。 この連載では、できるだけインターネット上のリソースを多数紹介していくことにする。本文で各種リソースに触れるけれど、その情報が含まれているウェブサイトは、右の注釈欄(このページの場合は用語説明があるスペース)に紹介しておく。つまり右の注釈欄は、ウェブサイト運営のヒントをつかむサイトへのリンク集としても使えるわけ。
さあ。ぼくはクライアントに出かける。先ほど触れた、ウェブサイト立ち上げの方向性をつかむために。それは、オリエンテーションというにはまだ遠い、ほんのとっかかりの話だ。 |
(※注1)「ホームページ」という言葉は、本来ブラウザを立ち上げたとき最初に表示されるページのこと。あるいは、あるサイトの、もっとも基本となるページのことを指す場合もある。日本ではこれが誤用されて、WWWで提供するコンテンツ(情報内容)すべてをホームページと呼ぶようになってしまった。 (※注2)「ウェブ・プロデューサー」の定義については、第4講をご参照ください。 |
||
|
Unplugged>ノウハウ>構築>第0講 |