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☆   ○○       今日の雑学＋(プラス)             114
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　けっきょくサッカー・ワールドカップの日本代表は、ひとつのゴールも奪えないまま予選敗退が決まってしまった。同じサッカーのゴールシーンの写真でも、欧州や南米のそれと日本のそれとでは大きな違いがあるという(日経6月23日)。
　違うのは選手の姿勢ではない。観客席だ。ボールがゴールラインを超えた瞬間。欧州や南米の観客は、すでに両手を上げ飛び上がっているのに対し、日本の観客はまだ口を開けている。つまり、成りゆきが分かっていないわけ。
　欧州や南米の観客は、自分たち自身も子どもの頃からサッカーに親しんでおり、試合展開を戦術的に読み取りながら観戦している。そのため、ゴールの１、２秒前に流れを予測しているのだとか。
　日本のサポーターがその域に達するにはまだ遠い。ゲームの流れを自分自身の問題として消化し、戦術を組み立て、先の流れを予測する。
　いやなにもサッカーに限ったことではないのだけれど。