ストレスと運動
[今日の雑学 04.24]
自転車の乗り方を体で覚えるといった運動の学習に、ストレスホルモンが欠かせないという(日経4月23日)。コルチコトロピン放出ホルモン(CRF)というのがそれで、痛みなどのストレスを受けると脳の視床下部から分泌される。
研究したのは理化学研究所のチーム。体の動かし方を学習するのは小脳の神経細胞。ネズミを使って、CRFを阻害する薬を与えたところ、小脳の運動機能学習機能が損なわれたという。
考えてみれば、本来運動能力をもっとも必要とするのは天敵に追われたときとか自分が危険な状態におかれたときだから、ストレスと運動の関係って、なんとなく納得できるような気もする。
おや、そうすると、つらく厳しい練習に耐えてのし上がっていくというスポーツ根性物語も、それなりの合理性があるということか。さて、この結果が現代のスポーツ科学にどう活かされることか。まさかいまさらスポ根ではないと思うけれど。
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