お前はもう…
[今日の雑学 04.17]

 人間の身体にはいくつものツボがある。健康グッズについてくるツボマップなんて見ていると不思議な気持ちになってくるけれど、あのツボ、人間だけではなく魚にもある。
 これを利用して鮮度を保ったまま魚を運ぶ方法を開発したのが大分県の水産コンサルタント(朝日4月16日)。魚のツボを鍼(はり)で刺激、神経をまひさせる。えら呼吸はするけれど泳ぎ回ったり暴れたりしない。大がかりな生けすがいらず、低コストで鮮度を保ったまま運搬できる。関アジやカンパチなどを出荷し、問い合わせが相次いでいるとか。
 昔『北斗の拳』という少年マンガが流行った。相手のツボを突き、まだ闘おうとするところへ「お前はもう死んでいる」と一言。しばらくして相手は破裂。あの一言は衝撃だった。
 ツボを刺激されて出荷される魚って、やっぱ「お前はもう」の状態なんだろうなあ。そんなことを想像し、悲しいようでもあり、滑稽なようでもあり。さて、一杯やりますか。



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Unplugged今日の雑学>1999.04.17