平等と公平
[今日の雑学 02.28]
平等であることが公平であるとは限らない。銀行の護送船団方式だとか年功序列だとか、日本社会ってある面とても平等な社会。でもそれは公平だろうか。
日本のプロゴルフトーナメントで、非常にグリーンが硬いコースがあったという。ナイスショットしても球は止まらず、グリーンからこぼれてしまう。そのとき一部の選手から出てきたのが「不公平だ」の声(日経2月27日)。全員が同じ条件なのだから、平等ではある。でも、良いショットを打った人も悪いショットを打った人もグリーンからはずれるなんて、それは実力を反映した公平なグリーンとはいえない、というわけ。
そういえば日本では平等と公平の違いって、明確には意識されていないなと思う。平等に扱うことは簡単だけど、個々の能力を見きわめ、公平に扱うことは難しい。
ただ、その難しいところに、これから日本はむかおうとしているわけで。さて、社会というグリーンの硬さをほどよく保てますかどうか。
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