雑食
[今日の雑学 01.17]

 アウストラロピテクスは何を食べていたのだろう。アフリカに約300万年前に生息していた人類の遠い祖先。その食卓を推測する研究結果を、米ラトガーズ大のスポンハイマー博士らが発表した(日経1月16日)。
 それによると、猿人たちも森の中で果実や木の葉ばかりを食べていたのではなく、草原で草や草の実、ときには動物の肉なども食べていたという。
 博士らは、南アフリカで発掘された猿人化石の歯に含まれる炭素の組成を分析した。樹木と草では光合成の違いが原因で、含まれる炭素の同位体の組成が異なり、それを食べた生物の歯にも反映するのだとか。
ちなみにこれまでの通説では、人類は約250万年前、草原に出て雑食性になったとされている。
 なまこやあんこうや、ぼくたちはよくこんなものまで食べる気になったなあなんてものまで食べたりするけれど、博士らの推測が正しければ、人類は起源に近い頃からそのあたりの勇気はあったらしいね。



■
Unplugged今日の雑学>1999.01.17