1250億のどこかで
[今日の雑学 01.10]
星を見るのが好きな少年だった。夜となれば1時間、2時間と星座をつなぎながら空を見上げていたものだった。ふと、あの空の向こうで、同じようにこちらを見上げている宇宙人がいるのかな、なんて想像していた。
SETIとよばれる宇宙人探査計画がある。地球外の知的生命を探そうという、科学者たちの取り組み。ぼくたちの銀河系に知的生命がいる惑星がどれほどあるかを推測するには、アメリカのドレーク博士が提唱した方程式が知られている。銀河系に存在する恒星の数にその恒星が惑星を持っている確率をかけ、そのなかで生命の生存可能な環境を持つ惑星数をかけ、そこに生命が発生する確率、それが知性を持つまで進化する確率、文明を持つ確率、最後に文明と恒星の寿命をかける。
変数をどう見るかで結果は1個から100万個まで差がある。もっとも銀河の数はさらに多いから、ぼくたちの銀河系だけじゃなく、宇宙全体で見れば結果の数字はきっと高くなる。
その銀河の数、これまでは800億個くらいとされていたんだけど、ハッブル宇宙望遠鏡の観測をもとに見積もると、6割近く多い1250億個くらいあるらしい(朝日1月19日)。それらのどこかで、だれかが宇宙の同士を想像するコラムを書いているかもしれないな。
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