風水
[今日の雑学 11.21]

 風水に興味を持つ人が増え、建築やインテリアを考えるときにも、風水による見方を持ち込むという話を聞く。これは一概に非科学的というわけではない。建築分野の先人たちの知恵を集めた統計学という側面もあるのだとか(朝日11月20日)。
 風水では、北は闇、南は日射、東は緑、西は金属とされる。最も重要なのは東で、青竜と呼ばれ、ここに寝室を持ってくると良い。東は朝日がさし込み、ここちよい目覚めをもたらすから、さもありなん。
 同じ部屋に対面する窓があると気が逃げるとされるが、冬の気密性を考えれば、それも納得できる。
 風水には、自然との共存をたいせつに扱っていた先人の知恵が凝集されているのだろう。現代では建物の密閉性が高まり、風の流れを気にする必要はほとんどなくなってしまった。それは確かに便利で快適なことに違いない。だのに少しさみしい気がするのはなぜだろう。



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Unplugged今日の雑学>1998.11.21