失われていく
[今日の雑学 11.14]

 北極の動物たちが危ない。地球温暖化が原因だとか。このほどグリーンピースが発表したもの(朝日11月13日)。
 北極西部は、地球上の他の地域に比べ温暖化が2倍の速さで進み、1978年から94年までの間に約6%の氷が減少している。
 氷が減少すると、その下で成長する藻類が減る。藻類が減ると、動物プランクトン、タラと続く食物連鎖が崩れ、アザラシの数が減る。
 ホッキョクグマは氷に開いた穴に呼吸をするためあがってくるアザラシを食べる。アザラシが減るばかりではなく、氷の減少でえさを捕る場所が不足するため、生存の危機に陥っている。
 トナカイは雪の下のえさをとる。気温の上昇で風が強くなると雪が固まりやすくなる。やはり、えさがとりにくくなる。
 セイウチは雌でも1トン、雄だとその2倍の体重がある。氷が薄くなるとその体重を支えられなくなり、生息場所を失う。
 遠い北国の話なのだろうか。地球温暖化の原因は何だろう。車に乗るとき、エアコンを入れるとき、少しだけでも、北極の生き物たちのことを思い出してあげたい。



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Unplugged今日の雑学>1998.11.14