菜食主義
[今日の雑学 10.31]
日本ではそれほど見かけないので、菜食主義といっても実感がわかないけれど、かなり厳密なものだという。出汁じゃこやトンコツなんてのもだめだから、ほんとに動物に起因するものを避けようとすると、日本のレストランではなかなか難しそう。
アイスマンも菜食主義者だったと、米バージニア大学のマッコ教授が発表した(朝日10月30日)。アイスマンといえば、1991年にイタリア北部の氷河で発見された5200年前の男性の凍結死体。髪の毛に含まれる炭素、窒素、硫黄などの同位体の比率を分析し、穀物、野菜、肉、魚を食べていたかどうか推定したもの。
エジプトのミイラでも調べたというが、こちらは植物が少なく肉に偏った食生活。アイスマンはそれとは対照的だが、これまで猟師と見られていただけに、ちょっと意外な結果。死ぬしばらく前は獲物もとれない貧しい生活だったのだろうか。
まあ、仮にほんとに菜食主義だったとしても、素材をそのまま活かして食べていた当時、どの料理に動物性の素材が使われているか分からない、なんて悩みはなかったことでしょう。
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