金のなる木
[今日の雑学 10.10]

 金のなる木って、人間の見果てぬ夢だろうか。そんな楽な話はないだろうと思っていたのだけれど、実現するかもしれないという。ニュージーランドの科学者グループが始めた実験(日経10月9日)。
 地中の成分を根から強く吸い上げるアブラナ属の植物の特性を利用する。地中に含まれる金を吸い上げさせ、茎の部分に蓄積、茎を乾燥させて燃やせば、金を採取できるというわけ。
 金の採取はまだこれからの課題だけれど、実はこの植物、土壌や水分から放射性物質などの危険な成分を除去することにすでに利用されているという。宮崎駿のアニメ「風の谷のナウシカ」に登場する腐海を思い出す。あれはけっしてフィクションではなかったのだ。
 それにしても、野原に遊んでいて、子どもたちが色や形の美しい花より、金を含んでいる花を探すようになったらどうしようと、いらぬ心配をしてしまうのであった。



■
Unplugged今日の雑学>1998.10.10