食卓の風景
[今日の雑学 08.14]

 ぶどうの葉を食べさせて飼ったカタツムリを塩ゆでする。肉を引き出して刻む。ニンニク、パセリを加え、塩、コショウで味付け、バターでいためる。これを殻に詰め直して焼きあげる。そう、エスカルゴ。
 見た目が似ているからなんとなく連想してしまったのだけれど、首長竜の好物はアンモナイトだったらしい。東京大の棚部教授らのグループが、化石の中から消化を助けていた胃石を調べて分かった(日経8月13日)。
 首長竜といえば、今から7000万年から2億年前、中生代の生物。胃石には、アンモナイトのあごの化石が多数見つかった。オウムガイを食べるサメの胃でもオウムガイのあごしか残らないことが知られており、首長竜もアンモナイトをそのまま食べていたらしい。
 もっとも、アンモナイトといえば大きなものでは直径2メートルにも及ぶ。一方の首長竜は全長約3メートル。エスカルゴの並ぶ食卓とはずいぶん違った食事風景ではあっただろう。



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Unplugged今日の雑学>1998.08.14