囲碁
[今日の雑学 07.20]

 中国の名人と日本の名人が対戦することも可能なのだから、多少の地方ルールはあるだろうけれど、囲碁というのはほぼ共通したものといっていいのだろう。
 中国ではいつの頃から囲碁が楽しまれていたのか知らないが、日本の囲碁については、西暦 600年頃の文献がもっとも古いものだという(神戸7月19日)。
 実際の碁石が見つかった例としては、奈良県の藤原宮や平城宮から見つかったものがある。西暦でいえば 600年代末から 700年代末。通常は石や貝で作られていたのだとか。
 その頃の情報伝達手段を考えると、それがわずか 200年ほどの間に東北地方にまで伝わったとすれば、当時の人の碁への熱狂を彷彿とさせる。このほど、山形県米沢市の大浦遺跡で、素焼きの碁石が出土した。9世紀初頭のもの。
 土製の碁石は江戸時代以前では例が無い。わずか 200年で畿内から東北に伝わったばかりか、碁石へのこだわりまで深まっていったということか。趣味に関する人間の追求は奥深い。



■
Unplugged今日の雑学>1998.07.20