ほめる
[今日の雑学 07.18]

 あなたの任せられたプロジェクトが成功したとしよう。ある上司は「よくやった、きみは才能があるね」とほめ、別の上司は「よくやった、きみの努力が実を結んだんだ」とほめる。さて、どちらの上司の言葉があなたをより上の段階に向かわせるだろう。
 相手が子どもの場合なら、能力より努力をほめたほうがいい。米コロンビア大のクローディア博士らが10歳から12歳の小学生 412人を対象にした観察の結果を発表した(朝日7月17日)。
 子どもたちに数種類のテストを受けさせる。一方のグループには「賢いのでよくできた」とほめ、もう一方には「よく努力した」とほめる。その後さらにテストを行い、今度は全員に出来が悪かったと告げる。そのとき、「賢い」とほめられたグループの子は能力が足りないのだとあきらめるのに、「努力」をほめられた子たちは、努力不足だったと考えてがんばる意欲を見せたのだとか。
 能力っていうのは天賦のイメージがあるけれど、努力って自分の力次第。才能を信じるより、努力を信じて生きるべきなんだね。



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Unplugged今日の雑学>1998.07.18