どんぶり勘定
[今日の雑学 06.20]
大相撲の京都場所を見た。いわゆる地方巡業。取り組みの他、甚句や初切があるのが面白い。甚句は相撲人生を詠んだ歌。初切はしょっきりとよむ。取り組みのしょっぱなからきりまでコメディ風に見せていくのである。行司に突っかかったり、まげをつかんで振り回したり、力水をぶっかけたりと、知らず知らずルールの説明にもなっている。大いに笑えるのだ。
巡業の際、力士には「骨折り」と称した手当てが出る。角界にはこれ以外にも手当は多い。夏は「そうめん代」冬は「せっけん代」、「相撲部屋維持費」や「けいこ場維持費」。なかには支給額が定款に明示されていないものもある(朝日6月19日)。
あいまいでいいのかと心配になるが、それが慣習なのだ。なにせ「どんぶり勘定」の語源は大相撲にある。相撲興行の収益を分配するとき、かっては酒だるに盛り上げ、小判も銅貨もお構いなしに、「一人当たりどんぶりで何杯」とやっていたのだとか。
もっとも相撲協会が財団法人になった今、そんな風習はもう通らないのだけれど。
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