炭鉱のカナリア
[今日の雑学 06.14]
炭鉱のカナリアをご存知だろうか。炭鉱内に有毒ガスが発生していないかどうかを知るためにカナリアを先に入れ、生きて鳴き続ければ、続いて人間たちが入る。
生物を用いたテストというのは他でもあり、たとえば水質の毒性試験では、魚を入れて24時間経ったとき、半数が死ぬ濃度が基準となる毒性値とされている。
ただ、これではあまりにおおざっぱ。水産庁の中央水産研究所では、遺伝子組み換え技術を使って、環境汚染物質があると体の色が青くなる魚を開発した(日経6月13日)。カドミウムやヒ素を含んでいると、染色液に青色に染まる。これだとどの臓器に影響が出ているかまで分かり、環境ホルモンの測定にも期待されている。
研究所では、今後染色液がなくても、発光して知らせる魚を開発中。発光クラゲの蛍光色素遺伝子を組み込むのだとか。
核実験、銃犯罪、麻薬。ぼくたちの周りにも、光る魚が欲しい。
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