未知能力
[今日の雑学 05.23]

 未知能力研究という分野がある。透視や遠隔操作など、人間の持つ不思議な能力に科学の光を当てようというもの。米国などでは古くから国の資金で研究が行われてきたが、1990年代に入り、日本でも本格的に研究が行われるようになった。科学技術庁も予算をつけている(朝日5月22日)。
 千葉市の放射線医学総合研究所で行われているのは気功の研究。鉄筋コンクリートビルの4階に男性の気功師、1階に弟子の女性を配置する。男性が両手を前に出し、ハーと掛け声をかける。すると1階の女性は、その声が聞こえるはずもないのに、バーンと後ろの壁にぶちあたった。遠隔操作の実験だ。
 脳波、心電図、脈拍、呼気、赤外線、磁場、電波、放射線などの測定器を使って測定しているが、今のところ確証は得られていない。それでも、かっては磁場なんて測定することができなかったのだから、今後は気場測定器なんてのができるかも知れず、期待が寄せられている。
 どう進んでいくのか、楽しみではある。もっとも、なにもかも「科学」で知ろうというのは、人間のおごりのような気もするけれどね。



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Unplugged今日の雑学>1998.05.23