高速道路を走るもの
[今日の雑学 05.04]

 高速道路を走っているのは何だろう。もちろん車だけど。高速道路が通じると車の行き来が便利になり、観光をはじめ産業が盛んになる。みなそう期待する。でも、ありがたくないものも増えるようで。
 明石海峡大橋の開通後、淡路島では観光客が増えた。ところが、窃盗事件も頻発しているのだ(神戸5月3日)。たとえば自販機荒しが1ヶ月足らずで30件以上。これまでは安全で知られていた地域だけに、「橋が泥棒を運んできた」という声も。
 実際、橋の向かい側で相次いでいた手口と酷似しているうえに、インター周辺に集中しているという。
 そういえば、ぼくの実家の近くにも10年ばかり前に高速道が通りインターができたが、泥棒が増えたと両親が言ってたっけ。
 連休を使って帰省している。実家の窓からは山裾を走る高速道路。側壁で隠され車の姿までは見えない。でも、ごおおっていう走行音はひっきりない。その音を聞きつつ、ぼくはつい考えてしまう。
 高速道路を走っているのは何だろう。



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Unplugged今日の雑学>1998.05.04