年度
[今日の雑学 03.28]

 年度末である。年ではなく年度という場合、ふつうは予算・決算の時間的な計算単位となる会計年度のこと。企業では10月から9月までというところも少なくないが、日本の国家としてのそれは4月1日に始まり、翌年の3月31日に終わる(朝日3月27日)。
 4月1日を起点にするというのは財政法の規定によるのだが、そのようなしきたりはいったいいつからか。ずっと昔からかなあ、と思ってしまうのだが、そうではない。
 明治政府が発足したのは1868年のことだが、そのときの会計年度は太陰暦の1月から12月だった。それがその翌年には10月から9月に。1873年には太陽暦が導入され、同時に再び暦年制(1月から12月)になる。と思うとその二年後に太陽暦の7月から6月に。けっきょく現在のようになるのは、1886年のこと。それこそ猫の目のようにくるくる変わってきたわけ。
 財政改革どころのレベルじゃない気もしますが、明治政府は大胆だったのか、腰が定まらなかったのか、さてどうだったのだろう。



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Unplugged今日の雑学>1998.03.28