動く星座
[今日の雑学 02.07]
フレドリック・ブラウンに、ある日とつぜん星座が動き始めるという短編があった。世界が注視する中、星は日々ゆっくりと動いて行き、そしてついにある形をとる。新商品の広告になったのだ。
星での広告が、本格的に行われることになった(日経2月6日)。といっても、こちらは星を動かすわけではない。人工衛星を使った広告である。
舞台となるのは、ロシアの宇宙ステーション、ミール。財政難に悩むロシア宇宙局が、収入源のひとつとして行うもの。実は昨年、すでに第一弾があった。ロシアの宇宙飛行士が出演し、イスラエルの牛乳の広告を収録したのだ。これが成功したのを受けて、来月からいよいよ広告主の募集を本格化させるということのようだ。
すでにスペインなどから申し込みが来ているというが、誰か、産業界の首脳を宇宙へ打ち上げて、青い地球を見下ろしながら、「この青さを大切にしなきゃなあ」って言わせる環境広告を作らないものか。これも、SFではすでにある風景なのだけれど。
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