ファンタスティックな暗号技術
[今日の雑学 12.29]
他の方は分からないが、ぼくはこの記事(日経12月28日)を読んでどきどきした。荒唐無稽と最先端の接点を見るようだった。
暗号技術の話である。究極の暗号技術は「量子暗号」だという。メッセージを暗号にしたりそれを解除したりする「かぎ」の情報を量子的な光の信号として送るのだ。
量子力学の世界では、観測問題というのが存在する。ミクロの世界では、素粒子は単に確率の雲として存在するに過ぎず、観測されたとたんに運動または位置が固定される。つまり、観測することによって状態が変わってしまうのだ。
これを暗号に利用するとどうなるか。第三者が途中で暗号かぎを見ようとすると、かぎ情報は観測されたことによって変化してしまう。解読とか以前の問題として、まさに完璧なかぎになるのだ。
すごい。技術的にじゃなく、なんだかファンタスティックに驚いている。
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