速記官の秘密
1997.12.21
裁判所の写真を見ると、裁判官席の前に速記官が座っている。裁判でのやり取りを記録に残す人。ものごとの性質上、一言一句そのまま書き留めなくてはけない。よくそんな事ができるものだと感心していたら、それどころじゃない、声以外にも、証人の身振りや表情まで記録しているというのだ。
実は、速記官の使っているタイプライターは「ソクタイプ」といって、普通のものではなく、21のキーの組み合わせですべての音声と、法律用語など500以上の単語をワンタッチで打ち込むことができるという。ゆっくりたたいているようで、1分間に180以上の単語を記録するのだとか。
もちろんそれを判読するにも技術が必要なのだが、最近ではパソコンをつないで瞬時に文字転換もできるようになったとか。
ただこの速記官、すでに新規募集が打ち切られ、録音テープに変わっていく方向だとか(朝日12月20日)。
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