倉庫での会議
1997.12.04
会議の場所について、面白いエッセイがあった(朝日12月3日)。
現在多くの製造卸業は経営トップや営業部隊のいる本部とモノをつくる現場は別になっている。
もちろん土地代の関係だろうけれど、工場はおろか、
倉庫や配送センターもほとんど都心から離れている。
その距離を埋めるのがコンピュータや電話、ファックスなど。
ただ、ここには問題があって、商売の「リアリティー」や「臨場感」が
どんどんなくなっているという。当然会議は本部側で開かれることになるが、
商材に誇りを持たない、こだわらない議論になり、得てしてキャンペーンという
「仕掛け」だけが議論のテーマになってしまう。
そんな中、アパレル大手のO社の販売会議はわざわざ倉庫まで出向いて行われるという。
寄せ集めの椅子や不揃いな机、快適とはいえない照明。
だが、商品という現物を前に議論は進む。返品や在庫を目の前にして。
ちょっと演劇にしてみたくなる。
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