通訳の位置
1997.11.20
通訳の長井鞠子さんが奮戦記を書いている(日経11月19日)。
政治や経済の裏舞台をかいま見ることができてこの手のエッセイは楽しい。
で、今回は通訳の位置の話。そもそも通訳は二人の間をつなぐものだから、
位置はその中間、というのが一番いいですよね、仕事の上では。
だけど、テレビ時代となるとそうもいかない。
たとえばクリントンさんと橋本首相が話をしているど真ん中にまったく知らない人がいたら、
見ているほうが違和感を抱きますよね。
じゃあ見えない位置に、ということになるんだけれど、通訳というのは、
主役の背後に控えている場合が多い。ということは、
口の向いているのとは逆の方向になるわけで、聞き取りにくいそうなんです。
それはそうだろうなあ。ぼくは思わず同情しました。
ほんと、たいへんですね。
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