竜馬と天の意志
1997.11.17
昨日11月15日は坂本竜馬の命日。「天の意志ということ」と題して、
エッセイが掲載されていた(朝日11月16日)。それによると、坂本竜馬は、
なんと誕生日も11月15日だそうだ。
誕生日と命日が同じ人というのは、他に映画監督の小津安二郎(12月12日)などもそうで、
自分の誕生日に死ぬということはやろうと思ってもできないことである、
と東大学長の蓮実重彦なども言っている。
竜馬が京都河原町三条下ルの隠れ家近江屋で暗殺されたのが数えで33歳。
つまり、今のぼくと同じ年齢なのだ。そう考えると、
ぼくがこれまでに成し遂げてきたことのちっぽけさが恥ずかしくなりもする。
さて、今でこそ竜馬は幕末の有名人だが、
実は司馬遼太郎が『竜馬がゆく』を発表するまでは忘れられた存在だったそうだ。
これは意外だった。小説の持つ力を知らされた気がする。
今の竜馬像の多くは、彼の作品から派生したものなのだろう。
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