悲しい呼び声
1997.11.11
コーランで定められた祈りの時間をアラームで知らせる
イスラム教徒向けの時計が紹介されていた(日経11月10日)。
寺院で祈りのときを告げる伝統的な呼び声を模倣しているのだとか。
同じ新聞に、石油を掘り当てて大富豪になったベドウィンの
豪邸を訪れた話があって、大理石などなどで豪華に飾りたてられたその家の中で、
主人が唯一くつろげる場所があるという。行ってみると、床は古びたじゅうたん、
壁には厚いカーテン。天井にシャンデリアはなく、小型プラネタリウムが満天の
星を映し出している。遊牧時代のテントを模した部屋なのです。
金を追い模倣のテントに安らぎを覚える富豪。アラームを鳴らして祈りの時間を知る信者。
どちらも少し、悲しい。
商談中に急に祈りの呼び声がしたらたいへんだろうなあ。そんなことを考えていて、
ふと、仕事中にたまごっちに呼ばれるOLを思い出した。あれよりましか。
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